【10気圧防水以上の時計電池交換について】
ダイバーズウォッチや10気圧防水以上の時計は電池交換をするときに防水テストが必要で、生活防水の時計と比べて費用も時間もかかってしまいます。
大まかに費用と時間をお答えすると、
- 費用は3,000~5,000円前後
- 時間は2~3週間前後
が一般的な費用や、電池交換にかかる日数と言っていいでしょう。
よく時計店や量販店で「980円で時計電池交換すぐに出来ます!」と書いてあったりしますが、それは基本的に10気圧防水以下の時計電池交換の場合に限ります。
今回は、
ダイバーズウォッチや10気圧防水以上の時計の電池交換について解説します。
10気圧防水以上の時計に防水テストが必要な理由

10気圧防水以上の時計は”日常的な雨や水仕事でも安心して使える時計”として選んでいる人が多いので防水性能の維持が大切になります。そのためパッキン交換や防水テストが必要になります。
とくに現在はゲリラ豪雨なども増えているので防水性能の維持はとても重要といっていいでしょう。
ーー防水テストは本当に必要?
「防水テストをしなくても大丈夫でしょ?」と考える人も多いと思いますが、実際は何とも言えません。
とくにダイバーズウォッチなどで多く採用されているスクリューバック(ねじ込み式裏ブタ)の場合は、スクリューバックを締め込むときにパッキンがズレる可能性も考えられるので防水テストが重要になります。
なので特にスクリューバックの時計は防水テストをしないと防水性能の有無がまったく分からないと言っていいでしょう。
またスナップ式(パチンと留める方式)の時計の場合でもゴム製のパッキンは経年劣化するのでパッキン交換と防水テストが必要となります。
防水時計の電池交換に時間がかかる理由
なぜダイバーズウォッチや10気圧防水以上の時計の電池交換に費用や時間がかかるのでしょう。
理由としては、
- 電池交換+パッキン交換
- 防水テストの実施
この2点が必要だからです。
また、
ーーなぜ2週間前後もかかるの?
時計店や量販店の時計コーナーでは防水試験機という設備を置いていないので、ほとんどのお店はメーカーや専門店に依頼することになるため2~3週間くらいの日数がかかることになります。
自分で電池交換をしたけど大丈夫?
時計の電池交換はそんなに難しくはないので、工具さえあれば案外簡単にできるので生活防水くらいの時計なら個人で交換しても差し支えはないでしょう。
しかしダイバーズウォッチなどで採用されているスクリューバック(ねじ込み式裏ブタ)の場合は油分が無くなり劣化しているパッキンが裏ブタを開けるときにねじれて伸びてしまう場合が多くあります。
この場合はそのパッキンを戻して裏ブタを締めても防水性能はまったく無いと言っていいでしょう。汗や湿気が簡単に入り込んでしまい時計の寿命を早めてしまう結果になります。
なので10気圧防水以上の時計や大切にしたい時計は時計店に電池交換を依頼することをおすすめします。
あとがき
今回はダイバーズウォッチなど防水時計の電池交換の防水テストについてお話ししましたが、ソーラー時計の防水について心配ではありませんか!?
じつはソーラー時計の場合でも同じようにパッキンの劣化がおきています。なので購入後5~8年くらいにオーバーホールをしてあげた方が長持ちにつながります。
すべての時計におすすめすることはありませんが、本当に大切にしたい時計なら電池式・機械式に関係なく5年~8年に一度オーバーホールをしてあげましょう。
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