古い腕時計でも修理できる?【他店で断られても諦めないで!】

古い腕時計でも修理できる?【他店で断られても諦めないで!】 アイキャッチ 時計修理について

【20年前の時計を修理したい!】

私が時計店で働いていた時に、

  • 「20年前の古い時計でも修理できる?」
  • 「古いSEIKOの形見の時計を修理したい」
  • 「他の時計店で断られたけど諦められない」

というご相談が多くありました。

「古い時計は修理できないかも」と心配していたり、「修理に出したいけど気がひける…」って方が多かったのを覚えています。

そうですよね、20年前の時計は相当古いイメージがあるので「修理できないかも?」って思うのも無理はないと思います。

今回は、

古い腕時計(クオーツも含む)の修理についてお話しします。

古い時計の修理について

古い時計イメージ

正直に言うとロレックスやオメガは古くてもほとんどの修理が可能です。それは修理をして長く使う人が多いのと、歯車などの部品の供給やストックも十分にあるからです。

反対に20年前くらいの国産時計はクオーツが全盛だったことや、壊れたら買い替えるという人が多かったこともあり部品のストックも供給も少なくなってきて修理が難しくなってきています。

時計店でメーカー修理を依頼して「修理不可」で返却されて困っていませんか。

でも、諦めないでください。

時計の修理にはメーカー修理以外にも「時計修理専門店」が多数あります。

時計修理専門店は”メーカー修理よりも安く”というセールスポイントの他に、メーカー修理では断られた修理もできる場合があります。

それは、

  • 独自のパーツストックや供給ルートがある
  • ガラスなどは汎用品を使用する
  • ベルトなどは交換ではなく溶接修理をする

などメーカー修理では規定によりできない修理も可能だからです。

どうしてもメーカー修理では規定内での修理しかすることができないので金属ベルトの一部が外れただけでもベルト全体交換が必要となります。そしてベルトなどの外装部品はストックが切れやすいので修理不可になってしまうのです。

でも修理専門店ではガラスなども汎用品を使用したり、ベルト破損などではレーザー溶接などで修理が可能になる場合もあるので本当に大切な時計なら修理見積もりをしてみてください。

修理専門店にも特長があります

■ オーバーホール専門店

修理とひと言でいっても時計の場合はオーバーホールという定期的にする分解掃除もあります。

機械式時計の油切れなどをメンテナンスすることを専門にしている時計修理専門店では、あまりベルト修理や国産時計やファッションブランドの修理は対応してくれません。

それには理由があり、対応ブランドを絞り効率を高めることでオーバーホール料金を下げることができるからです。

なので、時計修理専門店といってもベルト破損や国産時計、ファッションブランドなど対応していないお店も多くあります。

外装にトラブルがなく止まってしまっただけの古いロレックスやオメガなどはオーバーホール専門店が安くて早いのでおすすめ。

■ 幅広く修理対応してくれるお店

多くはないのですが、セイコーやシチズンなど古い国産時計からフェンディやグッチなどファッションブランドの時計まで修理対応してくれる修理店もあります。

やはり幅広いブランドの修理対応をするので効率も悪くなり修理期間がやや長くなる傾向にありますが、ユーザーの気持ちを汲み取ってくれるとても良い修理店だと思います。

ただし、すべての修理ができるわけではないので残念ですが修理不可になることもあるでしょう。

グッチやコーチなどファッションブランドの修理はどこに依頼すればいい?

じつは時計店に修理を出してもグッチやコーチなどファッションブランド系の時計の修理はメーカー修理ではなく修理店に依頼します。

それはファッションブランドでは時計の修理部門をもっていないところが多数だからです。

なので時計店に修理を依頼すると取次手数料がかかるだけなので、自分で時計修理専門店に依頼をしましょう。

ファッションブランド系の時計修理を対応してくれる修理店は少ないのですが、配送なので全国対応しているので心配ありません。

古い時計のベルト破損について

意外と多いトラブルが、時計本体はしっかり動いているのにベルトの一部が外れてしまって使用できなくなってしまうことです。

じつは古い時計の修理で修理不可になりやすいのがコレなんです。

時計のムーブメント(機械)は専用設計なんてことはほとんどなく他のラインナップでも使うので何十年も造り続けるのでパーツストックが以外とあるのですが、ベルトや文字盤などは専用デザインで生産終了後数年で無くなってしまう場合もあるんです。

また20~30年前の国産時計はオリジナリティあるデザインの時計が多かったので汎用のベルトではデザインテイストが変わってしまうこともよくあります。

なので、ベルト修理に関してはレーザー溶接修理ができれば元のように使えるようになります。

溶接修理の料金はやや高額と感じるかもしれませんが、ベルト交換ができた場合でも時計本体価格の3割から5割の部品代がかかるので修理費以上の出費になってしまいます。(じつはベルト交換って想像以上に高い費用がかかるのです!)

人生の節目に買った大切な時計や、お気に入りの古い時計のベルト修理なら迷わず溶接修理の見積もりに出してみましょう。

あとがき

古い腕時計の修理をするか・しないかで悩んでいる人も多いと思います。

ちょっと古い時計とか、ファッションブランド系の時計とかどこに修理に出せばいいのかも分かりにくいし面倒だしって、ついそのままになりがちですよね。

だったらメールで依頼して配送で修理完了まで楽ちんな修理専門店が良いと思います。

  • メール連絡なので、対応がラク
  • メーカー修理より安くなる場合が多い
  • 溶接修理など特殊な修理も可能

などとても便利で、時計店のようにその場で修理伝票を書いたりする必要もありません。

今まで迷っていたあなた!

スマホでもパソコンでも手軽に申し込みできるのでこの機会に時計修理専門店で修理の見積もりをしてみましょう。

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