困った!時計を洗濯してしまった…ガラスが曇るとキケン!?

困った!時計を洗濯してしまった…ガラスが曇るとキケン!? アイキャッチ 時計修理について

【水入りは錆びの原因に…】

最初にお答えしますが、時計を洗濯してしまってガラスに水滴が見えるほど水が入ってしまった場合はオーバーホール(分解掃除)をするしか解決する方法はありません。

また洗濯後に、ガラスが時々曇ってしまい水滴のあとが残る状態の時計もオーバーホールをすぐにした方がいいでしょう。

それはすべて錆の原因になるからです。

今回は、

時計を洗濯してしまった後の修理が必要かの判断方法についてお話しします。

時計を洗濯してしまったときのチェックの仕方

ヤバイ!!時計を洗ってしまった…

洗濯してしまった!!イメージ

まずはオーバーホールが必要かどうかの簡単な判定方法をご紹介します。あなたの時計の状態をチェックしてみてください。

  • ガラスに水滴のあとがある⇒必要!!
  • リューズが締まりにくい⇒必要!
  • 曇るけど水滴のあとはない⇒注意
  • よく見るとガラスが欠けている⇒注意

ガラスに水滴のあとがある

危険!「うっすらと水滴のあとが見える…」

「洗濯機で時計を洗ってしまったけど、動いているから大丈夫」ってことは絶対にありません。

パッと見ただけでは見えないけど、じっくり見たら水滴のあとがガラス内にあるとかなり危険な状態かもしれません。それは内部に水が入った証拠だからです。

時計のトラブルと言えば落とした衝撃やガラスの割れなどを考えがちですが、いちばん重症なトラブルとは内部の錆びなのです。

ガラスに水滴のあとがある状態では内部に水分が残っていると考えられます。それは内部の機械だけでなくケース(時計本体)も錆びさせることになり、数年後には防水性が無くなり汗なども簡単に入ってしまうようになります。

人生の節目で買った時計や思い出のたくさんある時計は永く使いたいですよね、内部の錆が文字盤やケースを腐食してしまう前にオーバーホールに出しましょう。

リューズが締まりにくい

危険!「リューズが締まりにくいけど大丈夫?」

時計のガラスが曇る原因として挙げられるのがパッキン不良なのですが、以外と多いのがリューズの不具合なんです。

ダイバーズウォッチなどのねじ込み式(スクリューロック)の場合は上手くねじ込みができずに締まりきらないことはありませんか?

とくに機械式時計の場合はゼンマイがほどけてしまって止まってしまうことも多く、リューズ操作を頻繁にすることもトラブルの原因の一つです。

このときにうっかりリューズのネジ山を傷めてしまう場合があります。ネジ山を傷めると完全にリューズが締まらずに湿気入りをしてしまいガラスに曇りを発生させることになってしまいます。

洗濯をしてしまった時計のリューズを一度チェックしてみてください。

締まりが悪い場合は水入りをしているかもしれません、湿気入りにより錆びだけでなく機械油の劣化も考えられるのでこの機会にオーバーホールをしましょう。

曇るけど水滴のあとはない

注意「たまにガラスが曇るけど水滴あとはない」

洗濯をしてしまった時計でも10気圧防水以上の場合はまったく内部に水入りをしていない場合もあります。

温度差の激しいときにうっすらとガラスが曇る場合もありますが、ガラスに水滴のあとがのこらないくらいなら問題はないでしょう。

とくに思い入れもない時計の場合はそのまま使用してもかまわないと思います。

しかし、結婚記念に買った時計や大切な時計の場合は洗濯してしまったら念のため費用がかかりますがオーバーホールに出す方がいいでしょう。

よく見るとガラスが割れている

注意「ガラスが少し欠けたみたい…」

洗濯機で洗濯してしまった場合はガラスに小さな割れやヒビがあるかもしれません。

時計の防水パッキンは主に裏ブタ・リューズ・ガラスに入っているのですが、ガラスのフチに小さな割れがあった場合は防水不良になってしまう場合があります。

洗濯後に曇りも水入りも確認ができなくても雨の日や手を洗うときになるべく水がかからないように気をつけて使用してください。

あとがき

時計を洗濯してしまって焦っていると思いますが、まずはしっかり水気を拭いてから全体をチェックしてみましょう。

リューズやボタン、ガラスの破損が無いかチェックするのと、文字盤に水滴が見えないかしっかりと確認をしてください。

残念ですが水入りが確認できるならオーバーホールをする必要があります。

時計は水が入っても止まらずに動き続けることがほとんどですが、いずれ内部が錆びて大きなトラブルになってしまいます。とくに一生モノとして頑張って買った時計なら、早めのオーバーホールだと思ってすぐオーバーホールに出しましょう。

しかし時計の水入りは、そのままにしておかなければ致命傷にはならないので安心してください。

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